こんにちは！篠田法正です。
一つの専門的な世界にずっといると、
世間の感覚とズレてくるものですね。
自分では常識と思ってしまっていることが
世間ではまだ知られていないということを
すっかり忘れてしまうようです。
先日も、こんなことがありました。
「Linkedin」というSNSで大人気の
北岡よしゆきさんのお招きでライブをしました。
質問にお答えしていると、
北岡さんが大変びっくりするのです。
「え？ 国にも誕生日があって、
それで『宿命』が決まるってことですか？」
その驚きように、私のほうがびっくりしました。
そして、さらに北岡さんの驚きが続きました。
「え？ 僕の会社にも『宿命』があるんですか？」
「え？ 『設立日』ってそんなに重要なんですか！」
「え？ 設立何年目かということで
会社がどんなふうに変わっていくのか、わかっちゃうってことですか？」
「え？ 社長が“何代目”なのかで、会社の『運勢』が変わるのですか？」
などなど、次から次に質問が続きます。
ああ、そうか、自分にとっては
当たり前だと思っていることが、
世間では、まだ知られていないんだ。
そういえば、昔、農学部林産学科で
学んでいた頃、友達に、
「アカマツとクロマツって、
見た目は似てるけど、
アカマツの樹脂道は、
クロマツよりも葉の表面側にあるんだよ」
と言ったら、
「え？ アカマツとクロマツって？
なんだ、それ。
そういやあ、
同じクラスに赤松ってヤツがいたな」
と言われて衝撃を受けたことを思い出しました。
そうかあ、自分は「算命学」が好きで、
ずっと研究してるから、
ついつい
細かいところに目がいってしまうし、
そこの面白さを説明しようとするけど、
普通は、まず、「算命学」そのものが
あまり知られていないってことか。
だから、専門家は、
売り出し方が下手なんだ。
反省・・・・。
さて、ライブはとても
楽しかったです。
なにしろ北岡さんの
リアクションが大きくて
解説する私も楽しくなっていきました。
「うわあ、
自分の会社とか
自分の『宿命』って、
めちゃめちゃ興味があります。
今すぐ、みて欲しいです！」
笑顔でそう言われると、
ますますヤル気になります。
よし、算命学・東洋史観の認知活動がんばるぞ！
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