フォーカスさんが「いい状態」の時は・・・、
高い感性と集中力で、見事な仕事ぶりです。
芸術的な良い作品を作ったり、バグのないプログラムを書いたり、完成度の高い職人的仕事をします。
また、介護や看護、カウンセラーなど、目の前の困っている人を助けようとします。
自分と対話し、心の問題に向き合います。
相手の感情を受け取り、質の高いコーチングをする人もいます。
一方で、このフォーカスさん、育った環境や周りの人間関係によって、
陰鬱と落ち込んでしまい、能力を発揮できなくなることがあります。
主に、自分の独特の感性を理解されないことが原因のようです。
その結果、孤立してしまい、
他人との共同作業がうまく進まなかったり、
無理して相手に合わせようとして、身体を壊したりすることになります。
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広告会社の仕事をしているEさんは、ポスターのデザインを担当しています。
芸大を出て、絵を描くことが趣味というEさんは、個性的なデザインをすることが多いようです。
上司からは、このように怒られます。
「こういう広告は、わかりやすさが命だ。納期だって待ってくれない。
独りよがりの感性なんていらないから、さっさと常識的に仕上げてくれ」
Eさんは仕方なく、自分のこだわりを捨てて、相手に合わせて仕事をこなすようになりました。
自重と反省を続け、無理をしていたEさん、ある時、ついに体調不良で寝込んでしまいました。
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さて、フォーカスさんの悩みを解決する一言は、
「大丈夫!安心して自分流を続けなさい」です。
まず、安心することです。
批判されて嫌なことがあっても、
「大丈夫、理解されなくても死ぬことはない」と割り切って、気にしないこと、忘れることです。
そして、誰にも評価されなくても、自分のこだわりや世界観を捨てず、
感性を高める行動を続けていけば、理解してくれる人は必ず現れる。
運命の学問・算命学は、そう説いているのです。
フォーカスさん(調舒星)は、闇があることで輝くが、
闇を持ち続けると、陰転して闇に負けてしまう、とも言っています。
クヨクヨせずに、明るくしましょう。
これは自然界の法則から導かれた解決法です。
参考になさってください。
ちなみに、その後のEさん。
大口のクライアントから、その芸術的なポスターデザインを認められ、
「Eさんにお願いしたい」という指名をもらうようになったとのことです。