この性質は、算命学では「禄存星」と呼ばれています。
私は、禄存星を2つ持っていて、かなりハートフルさん強めです。
研究者時代は、3時になると、買っておいたお菓子を広げ、「ちょっと休憩しようよ」って、
同僚の研究者や、事務員さん、図書や特許室のスタッフさんに声をかけて、皆で楽しんでいました。
なぜか、女性が多く集まったように思います(笑)。
研究発表の時も、どうやったら聞いている人を喜ばせられるかって考えるのが好きでした。
そして、人からよく、
「人を気持ち良くさせる才能があるね」とか、
「安心感があって、癒し系だね」とか、
時には「ある意味、人たらしだよね」とも言われます。
ところが、このハートフルさんは、心の中に悲しみを持っています。
人から嫌われることが辛いのです。
みんなに好かれたいのです。
好かれたいから、色々やってあげるのに、感謝されないと悲しいのです。
ハートフルさんが「陰転する」(悪い方に転がってしまう)と、
語尾に「のに」がつく愚痴が出るようになります。
「応援してあげたのに」
「教えてあげたのに」
「こんなにやってあげたのに」
こういう人のことを、私は「ノニ星人」と呼んでいます。
かくいう私も、時々ノニ星人になります。
フォッ、フォッ、フォッ(バルタン星人の声で読んでください)
ノニ星人は、
心の中で期待していた「奉仕の見返り」が得られないことを不満に思い、悲しくなるのです。
フォッ、フォッ、フォッ・・・(ここも、悲しみのバルタン星人の声で読んでください)
もし、あなたもノニ星人になってしまったら、元に戻る方法を思い出してください。
陰転しないで、正しい方向に成長するのです。
それは、「自分のプライドを持つ方向」です。
あなたは、今、目の前の現実に囚われすぎているはずです。
未来と過去に意識を向けてみるのです。
まず、
過去の自分のやってきたこと、
喜ばれたことを振り返ってみましょう。
「ああ、自分にはこんな素晴らしいところがある」
というように、自分で自分に誇りを持つようにするのです。
そして、自分は何のために誰を喜ばせるのかという「自分軸」を見つけ、
それを実践するための方法や仕組みを考え、未来を描くのです。
プライドを取り戻し、
自分軸という大義を持ったあなたは、
その優しさを前進力に変える方法と仕組みを手に入れて、
自由にあなたらしいユニークな世界を切り開いていくことができるのです。
これは自然界の法則なのです。
(マニアックな五行論による解説:ハートフル「土」→プライド「金」→ユニーク「水」という自然界の素直な流れの方向です)
多かれ少なかれ、誰もがノニ星人になることがあります。
「***してあげたのに」という愚痴が出て、フォッ、フォッ、フォッとなってしまったら、
この自然界の法則を思い出してくださいね。