こんにちは、篠田法正です。
平成の30年間に日本経済は低成長を続け、
1989年に世界企業の株価時価総額トップ50社にランクインした日本企業は32社でしたが、
2018年にはわずか1社となりました。
一人当たりの労働生産性は、OECD加盟38か国中28位、主要先進国では最下位です。
今年の国連機関SDSNの世界幸福度調査において、日本の幸福度ランキングは54位でした。
そのうえ近年は、経験したことのないような自然災害が続き、
新型コロナ感染症の拡大、戦争の勃発など、
ますます先行きが見えなくなり、多くの人々が混迷と不安の中にいます。
自信を失い、将来を見通すビジョンが描けず、方向性に迷っているのです。
才能を生かす方向に進めば、生産性も幸福度も高まる
人が進むべき人生の方向については、東洋にこんな原則が伝わっています。
『所詮、人間も自然界の一部に過ぎない。
リンゴがリンゴになり、みかんがみかんになるように、
すべてのものは、なるべきものになる。
人もそれぞれに宿命を与えられ、固有の才能のタネを持って生まれてくる。
自分の才能を最大限に生かす方向に進むことで、人は最も幸せを感じることができる』
才能とは、頑張らなくても常に優れた成果を生み出す能力のことです。
確かに人は、自分の才能を生かせるなら、
自主的に問題に取り組み、夢中になって継続し、
ストレスを感じることなく優れた成果を出します。
つまり、才能を生かす “自分らしい”方向に進めば、生産性も幸福度も高まるのです。
さらに、与えられた才能を生かして
どんな人にどんな価値を与えるのかというミッション(自分軸)を明確にし、
意識することで、人は頻繁に才能を生かすようになります。
神経言語プログラム開発者のロバート・ディルツ氏によれば、
自己認識(ミッション・セルフイメージ)は、
信念、能力、行動、環境よりも、大きな影響力で結果を左右するようです。
実際、筆者が実施する企業研修では、
「夢なんかない」と嘆いていた社員たちが、
自分の才能に気づいて自分軸を持つことで、
自発的・積極的に業務改善や新規事業に取り組むようになりました。
興味深いことに、古来伝わる学問、東洋史観(算命学)では、
『すべての構成員が自分の才能を完全燃焼させることで、
集団は自然にバランスが取れて、安泰になる』と説いています。
リーダーが権威や権限で無理やりメンバーを引っ張るのではなく、
一人ひとりの才能を見極め、
適材適所配置でイキイキと活躍させることで、
勝手に組織はサステイナブルになるというのです。
この考えに基づく『自分軸リーダーシップ』は、5つのステップからなっています。
リーダーは、
①自分の才能に気づいて生かす
②自分軸を明確にする
③自立型姿勢で充実体験を重ねて他の見本となる
④個々のメンバーの才能発見と自分軸確立を支援する
⑤適材適所配置と相互支援をマネジメントする。
すると、暗闇の中でもメンバーの幸福度が高く、生産性の高い、安泰な組織ができるのです。
ただし、自分軸は、自分の理想や願望、社会通念や道徳心で決めてはいけません。
なぜその自分軸になったのか、
心の底から納得できる強い理由がなければ、実践遂行が約束されないからです。
人生を振り返り、
心の奥に蓄積した芯の思い(コア)を引き出し、
しっかりと向き合うことが必要です。
才能を見極め、納得する自分軸を確立し、適材適所を図るためには、
東洋に3千年以上伝わる「算命学」が役に立ちます。
生年月日から性格や才能のタネを読み解くので、
世間では「占い」として知られていますが、
その実は、一人ひとりが使命に生きるために構築された、
リーダーのための学問体系であり、帝王学なのです。
算命学が教えてくれた私の才能の生かし方
私は学生時代、現象の理屈や法則がわかることに魅せられて理系に進み、化学会社に就職しました。
仮説を立てて検証し、人の役に立つ新しいものをつくり出す研究職は自分に向いていました。
文献を調べ、夢中になって実験し、結果に一喜一憂し、
特許を出願して製品化していくプロセスはワクワクし、疲れることがなかったのです。
しかし、やがて会社が合併されて方針が変わり、自由に新しいものを作れなくなり、
管理職になると、書類作りやマネジメントに疲れていきました。
「ここでは生きていない」と退職を決意、
中小企業診断士の資格を活かして経営コンサルタントとして独立したのが45歳でした。
自分はできる男、だから大丈夫という自信はすぐに崩れ去ります。
営業経験なし、コネなし、実績なしの状態で集客に苦労し、収入は激減。
マーケティングを学び、営業スキルを身につけようと頑張る日々でした。
なんとかクライアントがつくようになったものの、
なぜかアドバイスしても相手が動かず、成果が出ないまま契約終了。
空回りが続き、能力を認められずに悔しい思いを重ねました。
そんな時、たまたま「算命学」に出会います。
占いなど非科学的なものを信じないはずの自分が不思議とよく当たるので、
たちまち魅了されてしまいました。
自分の持って生まれた才能のタネを知り、得られた答えはシンプルでした。
自分の才能を生かしていたときには、頑張らなくても成果が出て疲れなかったし、
自分の才能ではないことを頑張っているときは、成果が出ずに疲れていたのです。
早速、自分の才能を生かすように仕事の方向性やスタイルを変え、
自分軸を確立したところ、次第に成果が出始め、毎日が楽しく充実していくようになりました。
今こそ、すべての人が自分の人生のリーダーになる時代
どん底の私を救ったもう一つの理由は、
福島正伸氏に学んだメンタリングマネジメントです。
「アドバイスをしないで、やる気を引き出す」
「相手が動くためは、まず自分が見本になる」
「相手の成長を信じきり、応援する」
という考え方で、自分の姿勢を変えていったのです。
クライアントが成果を出すスピードが上がり、
紹介・クチコミが増え、売上が増加していきました。
自分の持って生まれた才能を生かして誰かに喜ばれる活動をしているとき、
人は最も幸せを感じ、それこそが人生の成功なのだと実感しました。
才能は一人ひとり違います。
だから成功の形も一人ひとり違うはずです。
なのに、他人の成功を羨み、
自分の才能ではないことを無理に頑張り、
成果を出せずに空回りしている人が多いようです。
今こそ、すべての人が自分の人生のリーダーになる時代です。
持って生まれた才能を生かして人に価値を与える「自分軸」を持ち、
他人を応援するリーダーが増えていけば、
世の中はもっともっと良くなると確信しています。
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