こんにちは! 篠田法正です。 ある女性経営者から、相談を受けました。 実際は、相談というより愚痴のオンパレードでした。 いわく、 忙しくて仕方がない、のんびりしたいのにその暇が取れない、会社の役員や部下は危機感がない、頑張っているのは自分だけと感じる時がある・・・ などなど。 運命はこのままなんでしょうか? この方、相談のアポを取るときも、 「◯月◯日の**時から**時の間しか空いていないので、この時間に面談お願いしたいです」と、 ピンポイントで指定してくるくらい、いつもピリピリしている感じでした。 「お忙しいですね・・・」というと、 「いや、そんなつもりはないんですけど、やることがたくさんありすぎるんです」と、 時計を見ながら返事をされていました。 私は、基本的にアドバイスはしない方針ですので、 一通り相手の愚痴を聞いた後、「どうしたいですか?」と尋ねました。 「自分の運命というか、これから先の方向を知りたいんです。 このままなんでしょうか?どうしたらいいでしょうか?」 とのこと。 そこで、生年月日から、この方の宿命(性格、潜在能力)を見てみました。 彼女が使っている言葉を聞いていて、だいたい想像がついていたのですが、 やはり、「金」のエネルギーが多い人でした。 「金」は、刀や斧などのような「攻撃本能」を表すエネルギーです。 キーワードでいうなら、仕事、問題解決、行動、スピードなどになります。 彼女の言動の通り、このエネルギーがかなり活性化しているようです。 そのこと自体はいいことなのですが、問題は、バランスです。 私は次のように話しました。 「***さんは、立派な刀を持っています。 切れ味抜群、硬くて丈夫な刀を2本も3本も持っています。 今は、ちょっとそれを振り回しすぎかもしれませんね。 木をイメージしてください。 木は、じっくりと成長し続けるエネルギーを持っています。 キーワードは守り、実践継続、人間関係、事業です。 金が木を切り倒していませんか? 木が育たないと、これから先、会社も不毛の土地で苦しくなっていくかもしれませんね。」 その経営者は、「うーん」と唸りながら、心当たりがあるようでした。 問題を解決したい、やっつけたいという思いが強すぎると、 自然界は、望み通りに、問題を次々と引き起こします。 同時に、木のエネルギーが弱まり、 じっくりと何かに取り組んだり、人を育てたり、人間関係を保ったりすることができなくなります。 また、金が強いと、「できるか、できないか」が判断基準となり、 できないこと、やったことのないこと、新しいことは 最初から取り組まないということも起こってきます。 これらは、いずれも企業にとっては致命傷になりかねません。 金のエネルギーが強くなりすぎたら、水のエネルギーに移していく 「どうしたらいいでしょうか?」と尋ねられたので、このように答えました。 「昔から、金は水を生むと言われています。 冷えた金属の表面に水滴がついたり、 金属の鉱脈から水がしみ出たりしているのを見て、そう考えたそうです。 水は、いろいろな栄養素を溶かして、染み込んでいきますよね。 なので、水は、学び、吸収、修行、教えを表すんです。 金のエネルギーが強くなりすぎたら、水のエネルギーに移していく、 つまり、水のような行動を積極的にとっていけばいいと言われているんです」 そこまで聞いたその経営者は、すぐにピンときたようです。 「そういえば、最近、ほとんど本を読んでいなかった。新しい情報も取り入れようとしていないし・・・」 そして、 「もっと余裕を持って、学びの時間をとることですね。新しい考え方やアイデアも取り入れて・・・」 と氣づいていただけたようです。 私は、それに付け加えました。 「そうそう、そうすると、水が木を育てますので、 何かのタネが芽を出して成長し、やがて花や実をつけていくことになりますね!」 その経営者は、晴れ晴れとしたニコニコ笑顔になって帰って行かれました。 その日の深夜、早速お礼のメールが届きました。 「あれから早速本屋に行って、本を5冊、買っちゃいました!」 うーん、さすが金の人ですね。 行動が早い。 納得・・・ ※篠田法正の情報はメルマガを中心に発信しています。 メルマガは大変多くの方に購読いただいており、「メールが来るのが楽しみ!」「とても役に立つ!」ととても好評です!! 算命学やメンタリングなど、自然界の法則で自分らしく輝いて幸せにビジネスや人生を創造するためのヒントになるようなメールをお届けしていきます。 メルマガのみでご案内するものもありますので、ぜひメルマガ登録しておいてください。 もちろん無料で、いつでも解除できます。 篠田法正公式メルマガ「博士の応援メール」はこちら↓から 博士の応援メールを登録する Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it この記事のタイトルとURLをコピーする 言葉の使い分けで結果が変わる理由 前の記事 これから起業したい人へ。「何を」から始めないでください 次の記事