こんにちは、篠田です。 先日から、拙著『東洋の知恵に学ぶ、求心力経営』についてご紹介しています。 ■東洋の知恵に学ぶ「求心力」の正体とは? その本にも書きましたが、 古来東洋においてリーダーや経営者に最も必要なのは「求心力」だと考えられてきました。 人を惹きつける「魅力」でもあります。 では、リーダーとして成功するために、その求心力を、どう磨いていけばいいのでしょうか。 ■リーダーに必要な3つの徳「智・仁・勇」 ヒントになるのが、中国の儒教の基本経典「中庸」に書かれている言葉です。 そこには、「智、仁、勇の三者は天下の達徳なり」とあります。 これは「人生でとりわけ大切に身につけるべき徳は、智・仁・勇の三つだ」という意味です。 では、智・仁・勇とは何か。 ■智 物事を深く読み、適切に処理する力。 未来を予測して備えられるリーダーは、周りから信頼を集めます。 ■仁 相手の気持ちや立場を思いやり、その人が才能を発揮できるように導く力。 いわば「人を活かす力」です。 ■勇 勇気をもって決断する力。 方向性を示し、困難にも立ち向かう「自分軸」を持つことが必要です。 ■「智・仁・勇」が導く、自然と調和した求心力 実は、私の著書の第1章でお伝えしている「攻撃(金)、守備(木)、伝達(火)、習得(水)」という リーダーに必要な4要素も、この「智・仁・勇」と深く結びついています。 智は「水」を強める 仁は「木」と「火」を強める 勇は「金」を強める つまり、智・仁・勇をバランスよく備えたリーダーは、自然の理に適った高い求心力を持つことができるのです。 ■権限ではなく、求心力で人を動かす時代へ 価値観が多様化し、先が見えにくい現代、 権限と指示命令で人を動かすリーダーシップはもはや通用しにくくなっています。 本当に人を引きつけ、成長を促すリーダーになるためには、 智(先を読む力)、仁(人を思いやり活かす力)、勇(決断する力) を磨くことが欠かせません。 次回は、この「求心力を高める東洋の知恵」を、さらに具体的にお伝えしていきます。 ※篠田法正の情報は「メルマガ」を中心に発信しています。 メルマガは大変多くの方に購読いただいており、「メールが来るのが楽しみ!」「とても役に立つ!」ととても好評です!! 『算命学』や『メンタリング』など、自然界の法則で自分らしく輝いて幸せにビジネスや人生を創造するためのヒントになるようなメールをお届けしていきます。 メルマガのみでご案内するものもありますので、ぜひメルマガ登録しておいてください。 もちろん無料で、いつでも解除できます。 篠田法正公式メルマガ「博士の応援メール」はこちら↓から 博士の応援メールを登録する Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it この記事のタイトルとURLをコピーする リーダーシップにこそ、算命学を活かそう 前の記事