こんにちは、篠田です。 今日は、経営者やリーダーが「求心力」を高めるうえで欠かせない「3つの徳」の中でも、 とくに重要な「智」、つまり「予知する力」についてお話しします。(参考ページ) ■東洋史観は「未来予測の学問」だった 私が伝えている「東洋史観」は、3000年前の古代中国の「万象学」から始まりました。 多くの賢人や軍師が研究を重ね、やがて皇帝や為政者が未来を予測し備えるために使った「予知の学問」です。 その原理となる「陰陽五行論」は、4000年前にはすでに原型があり、唐の時代に学問として体系化。 宋・明・清を経て「帝王学」として発展し、最も大切な部分は門外不出、一子相伝、口伝で受け継がれてきました。 日本には昭和の時代に伝わり、故・高尾義政博士が現代向けに体系化してくださいました。 ■運命は「自分だけ」で決まらない ところで、 多くの人は未来を占うとき、自分の運勢だけを知ろうとしますね。 でも本来、私たちの運命は「自分だけ」で成り立つものではありません。 私たちは家族や会社、社会、国、 そして大自然や宇宙という環境の中で生きており、すべての影響を受けています。 ■リーダーに不可欠な「環境を読み解く力」 だからこそ、リーダーが未来を「予知」するためには、 自分を取り巻くあらゆるレベルの“環境変化”を読み解く力が必要です。 東洋史観には、そうした多層的な変化を読むための、さまざまな「予知の技術」が伝えられています。 自分だけでなく、社会や自然界まで視野を広げて読み解くこの技術こそ、 変化の激しい時代に人を導くリーダーにとって必携スキルといえるでしょう。 ■「時代論」で社会のムードを見抜く その中の一つが、「時代論」と呼ばれる考え方を元に、 国や社会の時代のムードを5種類(正確には10種類)に分けて、 どのように変わるのか、どのように対応するべきかを読み解いていくスキルです。 次回のブログでは、その「時代論」についてお話ししますね。 経営者やリーダーがどうやって時代を読み解き、未来を予知し備えるのか、お楽しみに。 ※篠田法正の情報は「メルマガ」を中心に発信しています。 メルマガは大変多くの方に購読いただいており、「メールが来るのが楽しみ!」「とても役に立つ!」ととても好評です!! 『算命学』や『メンタリング』など、自然界の法則で自分らしく輝いて幸せにビジネスや人生を創造するためのヒントになるようなメールをお届けしていきます。 メルマガのみでご案内するものもありますので、ぜひメルマガ登録しておいてください。 もちろん無料で、いつでも解除できます。 篠田法正公式メルマガ「博士の応援メール」はこちら↓から 博士の応援メールを登録する Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it この記事のタイトルとURLをコピーする 算命学で、リーダーとしての魅力を高める 前の記事 時代のムードは10年ごとに変わる? 東洋史観の“時代論 次の記事