こんにちは、篠田です。 今日は東洋史観の「時代論」をもとに、これから来る「火」の時代と、その備え方についてお話しします。 ■今は「木」の時代、もうすぐ「火」へ 東洋史観では、日本は1947年を起点に、10年ごとに五行の「氣」が巡ります。 現在は2017年から続く「木」の時代の後半ですが、この「木」の時代は2026年まで。 2027年からは「火」の時代に入ります。 ただし、自然界と同じように、時代の移行はスイッチを切るようにパッと変わるのではなく、徐々に進みます。 次の時代の影響は3年ほど前から現れると言われています。 つまり、2025年の今こそ「火」の時代を見据えた経営を考え始めるべきタイミングです。 ■「火」の時代とはどんなムード? 「火」の時代は、明るさ、暖かさ、開放感が増す一方で、ドライな合理性も強まります。 庶民的な感覚が重視され、意見を主張し、感情を表現する空気が高まります。 政治では大衆に迎合する「ポピュリズム」が目立つかもしれません。 経済面では、人々の「満足感」「娯楽」「快楽」「遊び心」を満たす産業が活性化します。 また、「火」は「伝達」を意味するため、 発信力やPR力、エンターテインメント性がより重要になってくるでしょう。 変化への対応力も問われ、固定資産に縛られすぎない柔軟なビジネスが有利になります。 また、「火」は「健康」「アート」「自然体」なども象徴します。 こうした分野も注目されるでしょう。 ■キーワードは「子ども」「若さ」「夢」 「火」には「子ども」「若さ」「未来」「夢」といった意味があります。 このことは、次の時代を見据える経営者にとって非常に大きなヒントです。 今後ますます重要になるのが、「将来の会社を支える若い人材の確保」です。 もちろん即戦力が欲しいのは当然ですが、 長期的に成長する企業は、若い世代をどう育てるかがカギになります。 実際、若い社員が多い企業ほど、安定して成長しているというデータもあります。 ■若い人を惹きつける会社になるには 現代の若者が企業を選ぶ基準は、給料だけではありません。 「この会社でどんな働きがいを感じられるか」「どんな夢を実現できるか」 こうしたことを重視しています。 だからこそ経営者は、会社の理念や存在意義を明確に示し、ビジョンを描く必要があります。 その上で、集まった社員を「適材適所」に配置し、「才能」を存分に発揮できるよう応援することが大切です。 たとえば、 「火」の象徴でもある「子ども心」を生かして、オフィスデザインを工夫したり、 子育てしやすい勤務形態を設計したりするのも良いでしょう。 そうして働きやすい環境をつくることで、社員はイキイキと、自分の役割に使命感を持って働けるようになります。 「火」の時代は、伝達や感情表現が重要になり、人々の心をつかむ発信力が問われる時代です。 同時に、若い人材を惹きつけ、育て、夢を共有する力が経営の成否を分けます。 社員一人ひとりが働きがいや生きがいを感じ、「この会社楽しいよ」と自然に伝えたくなるような職場をつくる。 それこそが、「求心力経営」で時代の流れに乗り、企業を成長させていく秘訣だと言えるでしょう。 ※篠田法正の情報は「メルマガ」を中心に発信しています。 メルマガは大変多くの方に購読いただいており、「メールが来るのが楽しみ!」「とても役に立つ!」ととても好評です!! 『算命学』や『メンタリング』など、自然界の法則で自分らしく輝いて幸せにビジネスや人生を創造するためのヒントになるようなメールをお届けしていきます。 メルマガのみでご案内するものもありますので、ぜひメルマガ登録しておいてください。 もちろん無料で、いつでも解除できます。 篠田法正公式メルマガ「博士の応援メール」はこちら↓から 博士の応援メールを登録する Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it この記事のタイトルとURLをコピーする 算命学・東洋史観で、今の時代をどう読むのか? 前の記事