こんにちは、篠田法正です。

 

ビジネスをやっている方は、お分かりになると思うのですが、

ビジネスに真剣になると、八方美人でいられなくなります。

 

実際のところ、事業を進めていく過程で、

利害関係が絡んだり、人に知らせないで事を運んだりすることが必要になるときがあります。

 

そのときに、人に嫌われたくない、いい人でいたいという気持ちが強いと、

ビジネスを前進することが、つらくなります。

 

これは、陰陽五行で考えると簡単です。

 

木は土を剋す

ビジネスを守り、前進・成長させることは

「木」のエネルギーであるのに対し、

 

誰にでも好かれたい、いい人と思われたいというのは、

魅力本能、すなわち「土」のエネルギーです。

 

木は、土から水分や栄養分を吸い取っていくので、

木のエネルギーを高めようとすればするほど、

土のエネルギーがダメージを受けます。

 

これを「木は土を剋す」と言います。

これは、自然の摂理ですね。

 

嫌われても仕方ないと割り切れる人は、3人に1人

私の計算によれば、およそ67%の人が、宿命的に土のエネルギーを持っています。

つまり、3人に2人が「人に嫌われたくない」という気持ちを強くもっている可能性があるということです。

 

意外に少ないなと思われましたか?

 

別に、3人に1人が「嫌われてもいい」と思っている人だというわけではありません。

ただ、ビジネスの過程で、

「ここは嫌われてもしかたない」と割り切れる人が3人に1人くらいだということです。

 

では、3分の2の割り切れない人、

つまり、嫌われたくないという気持ちが強い人が、

ビジネスを前に進めるためにはどうしたらよいのでしょうか?

 

これもまた、陰陽五行で考えてみましょう。

火は土を生かす

木は燃えると火が大きくなります。

「木は火を生かす」と言います。

 

火が燃えて生じた灰は、土に栄養分を与えます。

「火は土を生かす」と言います。

 

つまり、木は土を剋すのですが、

木のエネルギーを土ではなく、火の方に生かしていけば、

火が大きくなり、火は土を生かしていきます。

 

すなわち、木は火を介することで、土を生かしていくのです。

 

火は、遊び、楽天、のんびり、笑い、愛情、情熱、没頭、感性、健康などのエネルギーです。

 

そうです。

ビジネスを前進させるときに、

遊び心と余裕をもち楽しむこと、

笑いを忘れないこと、

情熱を傾けることが大切だということです。

 

真剣さの中に笑顔を忘れないでいれば、

人に嫌われることなく、ビジネスを展開できるはずなのですね。

 

笑顔を忘れてしまうと、「真剣」が「深刻」になってしまいますね。

ときには、わざと笑うことも必要かもしれません。

 

楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい。

 

 

さあ、今日も夢に向かって、自分も道を一歩ずつ。

 

 

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