こんにちは、篠田法正です。 先日、明治大学の学生さんに向けて、 東洋式のリーダーシップについて講義をいたしました。 聴衆の中に、目の輝きが違う学生がいたので、 講義の後で話をしてみたら、 すでに起業していて、会社役員となっているとのこと。 彼に、「今私たちがしなければならないことは何か」と聞くと、 「人類が、資源の奪い合いをしなくても済むように変わることです」と力強く答えてくれました。 未来を託す若者に、志の高い人がいることを知り、とても嬉しく思いました。 人はAIの下僕になるのか さて、その講義でも話したのですが、 日経ビジネス9/4号、そして11/27号に生成AIの特集記事があり、 「人はAIの下僕になるのか」というショッキングがタイトルありました。 さすが、時代の流れを掴む感覚が鋭い若者たちは、 高い関心を持って講義を聞いてくれたようです。 そして講義で、こんな話をしました。 人を動かすリーダーになるために必要なもの ***** みなさん、今日はリーダーシップの話です。 もしかしたらみなさんは、 「自分はリーダーのタイプじゃないから関係ないや」とか、 「自分は、別に管理職にはならないし」とか、 「フリーランス、専門家になるから必要ないな」とか思うかもしれません。 でも、実は、誰にでもリーダーシップは必要なのです。 社会に出れば嫌というほどわかります。 人は、一人では事をなすことができないからです。 どうしたって、人を動かすことが必要になります。 一人ひとり、全員がリーダーシップを発揮しなければならない時代なのです。 では、人を動かすリーダーになるために何が必要でしょうか? 東洋の帝王学「東洋史観」では、それは「求心力」すなわち魅力だと言っています。 強い権威、権限、統制力でもなく、頭の良さでもないのです。 人は、魅力のある人のいうことを聞こうとするのです。 そしてその魅力は、その人が自立型姿勢で充実した人生を歩むことによって高まるとしているのです。 つまり、困難に挑み、学び、実践し、楽しんでいる人は 魅力が最大化し、人を惹きつけることができるのです。 さらにいうと、もう一つ、リーダーが魅力を高めるのに必要不可欠なものが、 「なんのために生きるのか」という自分軸(ミッション)です。 ミッション(自分軸)を明確にしている人は、 人を惹きつける魅力を持っているのです。 (例えば、冒頭に書いた起業している学生さんがそうですね) もしかしたら、これからみなさんが何も考えずに社会に出たら、 AIがみなさんの仕事を奪うようになり、 AIが出す指令の下に働かされることになるかもしれません。 でも、AIにはできないことが一つあります。 それは、「これをしたい!」という「意思」を持つこと、 すなわち、AIは自分軸を持つことはないのです。 だから魅力あるリーダーにはならないのです。 まず、自分を知ることから始めましょう。 自分にはどんな才能があるのか、 その才能を獲得したのは、どんな意味があるのか、 自分の人生で果たすべき役割は何か、 それをミッションステートメント(自分軸)に書き落とす。 明確な自分軸を持つことで、 AIはあなたの上司になるのではなく、 あなたのミッションの実現を叶えてくれる 頼もしいパートナーになるはずなのですから。 ********* 学生さんたち、一所懸命メモをとってくれていました。 少しでもお役に立てたのなら、幸せです。 またお会いしましょう。 ※篠田法正の情報はメルマガを中心に発信しています。 メルマガは大変多くの方に購読いただいており、「メールが来るのが楽しみ!」「とても役に立つ!」ととても好評です!! 算命学やメンタリングなど、自然界の法則で自分らしく輝いて幸せにビジネスや人生を創造するためのヒントになるようなメールをお届けしていきます。 メルマガのみでご案内するものもありますので、ぜひメルマガ登録しておいてください。 もちろん無料で、いつでも解除できます。 篠田法正公式メルマガ「博士の応援メール」はこちら↓から ※篠田法正の情報はメルマガを中心に発信しています。 メルマガは大変多くの方に購読いただいており、「メールが来るのが楽しみ!」「とても役に立つ!」ととても好評です!! 算命学やメンタリングなど、自然界の法則で自分らしく輝いて幸せにビジネスや人生を創造するためのヒントになるようなメールをお届けしていきます。 メルマガのみでご案内するものもありますので、ぜひメルマガ登録しておいてください。 もちろん無料で、いつでも解除できます。 篠田法正公式メルマガ「博士の応援メール」はこちら↓から 博士の応援メールを登録する Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it この記事のタイトルとURLをコピーする 落語修行で、悪魔に出会いました 前の記事 起業家は、なぜ高い報酬を要求できないのか? 次の記事